1日から2泊3日で、
日光・那須へ旅行へ行きました。
今回絶対に日光東照宮へ行きたかったのです。
以前ダンナと結婚する前に、
一度日光へ旅行した気がするんですが、
なんでその時に東照宮へ行かなかったのかしら・・。
小学校の修学旅行で行ったきり。
ぶっちゃけ、小学生のガキンチョが行っても
こんなん意味分からないでしょう・・。
だって私がそうだったもん。
大人になった今こそ、この建物の偉大さと
素晴らしさと歴史の背景を全て合わせて実感出来る。
そう思ったのです。
東京から2時間ぴったりで東照宮へ到着。
(途中トイレ&軽食休憩アリ)
東照宮は、ご存知の通り、
徳川家康を神として祭った神社です。
これから東照宮を写真で紹介したいと思います。
ちょっとでも一緒に行った気分を味わって頂けたら嬉しいです。
写真もたくさんアップしました。
>>公式サイト
この公式サイトで境内全体の図があるので、
全体の感じが知りたい方は、参考になさってください。
別窓で公式サイトの地図を開きながら見ると面白いかも。
まずは入り口の
石鳥居(いしどりい)にて。
東照大権現と大きく書かれています。
これは大きい地震があっても、
ちょっとズレた程度だったぐらい頑丈らしいです。
その鳥居をくぐると、すぐ左側に
五重塔(ごじゅうのとう)が。
きれいな彩りです。
そして拝観料を支払い、(結構いい値段です)
表門(おもてもん)をくぐります。
画像が多いので、つづきは折りたたんであります。
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[3回]
http://mokatan.blog.shinobi.jp/%E2%96%BD%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9%E3%83%BB%E3%81%8A%E3%81%A7%E3%81%8B%E3%81%91%E2%96%BD/%E6%97%A5%E5%85%89%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5%AE%AE%E3%80%82日光東照宮。
そうすると早速きらびやかな色で彩られた建物、
三神庫(さんじんこ)が、ドンと目に入ります。
そのうちのひとつの建物に、
狩野探幽が下絵した「
想像の象」の彫刻があります。
なんだか象っぽくないですが(笑)
今でこそ さほど珍しくない象ですが、
江戸時代の人にとって象は珍獣ですものね。
想像の象ってのも、頷けます。
実際に見て彫ったものではなく、
想像や人づてに聞いた象を彫ったものだそうです。
そして向かって左側に、ご神馬をつなぐ厩である
神厩舎(しんきゅうしゃ)が。
これは「見ざる、言わざる、聞かざる」の、三猿だけが何故か有名ですね。
これは人の一生を風刺しているもので、
それぞれに物語があり、横の面まであるのです。(つまり2面)
猿(人)の誕生から、妊娠して親になるまでの一生を
この彫刻に置き換えたもの
といわれています。
その中の一部が三猿なんです。
この「見ざる、言わざる、聞かざる」についての意味は
色々な説があるようなのですが、代表的なもので言うと、
悪いことは、見ざる・言わざる・聞かざるという意味が込められているそうです。
真っ直ぐ進むと突き当たり部分に、
御水舎(おみずや)があり、
ここで手を洗い、口をすすぎ、心身を清めます。
ですが、私達一家は、すっかりそれを忘れて
しかも鳥居もくぐらずに先へ進んでしまいました(;^ω^)
超失礼ですよね・・・!!
すごく凹みました。
早く進みたくって、お手水があるのを
私が気付かなかったんです。
ダンナは気付いてたんだけど、私が呼ぶもんだから
階段登ってきて、後から言ってきた。
早く言えよって話。
この写真は、帰りにすすいだ図。
すっごく冷たくて気持ちのいいお水でした。
~Wikiより~
日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け、
本殿前に設けられた陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に
北極星が来るように造られているという。
また、その線を真南に行けば江戸へ着くとされ、
さらに主要な建物を線で結ぶと北斗七星の配置と
寸分違わぬよう設計されているという。
そのため陽明門前の写真屋のある辺りが
日本一運気の強い場所と言われている。
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やばい!!
そのでっかい鳥居の下の、写真屋がある辺りなんて知らなかった!!
(鳥居の左側に写真屋があります)
でも写真を撮った時に、そこらへんに立った・・・と思う。
この階段の両脇には、所狭しと燈籠が並んでいます。
中でも
伊達政宗が寄贈した南蛮鉄燈籠は有名です。
(写真で言うと、階段下右側の2つ)
ポルトガルから鉄を運んで鋳造したものですが、
鉄なので数年で錆びてしまったのだとか・・。
普通は青銅や石で作られたりしています。
陽明門の左右に置かれた
左側が太鼓を置く鼓楼、右側が鐘を吊るす鐘楼で、
江戸時代には祭の始めに太鼓を、終わりには鐘を打っていたそうです。
急な階段を上り、
陽明門(ようめいもん)をくぐります。
↓拡大
この両側に座っている人ですが、
着ている着物についている紋章が、
織田家または明智家の家紋に非常によく似ているのですが、
何故このような紋章が入っているのか分かっていません。
明智光秀は織田信長を討った謀反人なので
もしこの紋章が明智家の紋章ならば、おかしな話ですね。
また明智光秀が家康の側近の僧、
天海だったという異説もあるので、
そこもまた、関連して考えると、ミステリーですね~.。.:*・°☆
陽明門の裏側は、緑と青の狛犬が鎮座しています。
この裏側の左手2番目の柱は、
"
魔除けの逆柱"と呼ばれグリ紋の向きが逆で、
「建物は完成した瞬間から崩壊が始まる」という言われから、
わざと未完成の部分を残して崩壊を防いでいるそうです。
たくさんの彫刻が門に施されていました。
建物の至るところに、龍!龍!龍!
たくさんの龍に守られているんですね。
門をくぐって右へ進むと、
眠り猫が。
でも、この眠り猫だけじゃなく、
実際はたくさんのキレイな彫刻が施されています。
裏側は、スズメでした。
猫の裏にスズメ。
スズメにとっての天敵は猫ですね?
一説によるとですが、
裏側のスズメと対で、猫の
裏ではスズメも遊べるとい
う安定と平和を示した
。
そんな感じで造られたと聞きました。
眠り猫をくぐって進むと、
坂下門があります。
この坂下門は、江戸時代は将軍しか入ることが許されなかった聖域です。
その門をくぐってから約200段の石段を登ると、
家康公が眠る御墓所奥宮へ辿り着けます。
200段(゚∀゚ ;)タラー
(正確には、207段)
高い杉の木がたくさんあって、いいパワーがありそう。
ダンナとうちの子は、結構スイスイ上がっていったのですが、
私はあとちょっとのところでちょっと゚+。休憩タイム。+゚(o'ω')o□~
そこで外国人の女性の方と目が合い、
お互い「疲れるね~」って意味で苦笑い(笑)
自販機と休憩所があったので、
この先まだあるのかな~?って思ってたら、終わりでした。
(lll´д`)フゥーー
こんな運動不足な私でも、案外平気で安心した☆彡
奥宮拝殿があり、その奥の向こう側に
鋳抜(いぬき)門が見えました。
これです。
2頭の狛犬が鎮座しています。
門の両側には、蜃(しん)といい、ツバメを食べて気を吐き、
楼閣を描き出すという空想上の霊獣もいます。
この門は、扉以外のすべてが、ひとつの鋳型で作られているそうです。
宝塔の前に置かれた鶴・亀の燭台、香炉、花瓶です。
朝鮮通信使が運んできた朝鮮国王からの贈り物だそうです。
その奥には叶杉(かのうすぎ)が一緒に写っています。
そして家康公が眠る
宝塔。
考えてみれば、人のお墓なんだから
人が出入りして見学・・ってのも失礼なような・・。
とにかく威厳を感じる場所でした。
さきほどの写真にも写っていた、
叶杉(かのうすぎ)樹齢約600年。
幹だけで上半分がありません。
願い事を、叶杉(かのうすぎ)のほこらに向かって唱えると、
願い事が叶うと伝えられています。
ですが私達は、願い事はしてきませんでした。
この帰りの奥宮拝殿の前で、おみくじを娘とひきました。
おみくじって、結構その年は何回ひいても
結果同じ。ってことが多くないですか?
何回ひいても、自分の目指すことや運命は同じなんだ。と
言われているような気がしてます。
うちの子も、今回これが今年で3回目でしたが、
やっぱり同じ「小吉」でした。
私はお正月には地元の氏神様では「末吉」、
先日の寒川さんでは「小吉」だったんですが、
ここでは「大吉」をひきました。
(ちなみにおみくじのいい順は、
大吉→中吉→
小吉→吉→半吉→
末吉→末小吉→凶→小凶→半凶→末凶→大凶)
ん??確実にステップアップしてる!?
私もいっつも何回ひいても同じ結果だったんですが、
どうやら今年は違うみたいです。
もしかして、ここでいいパワーでも貰えたのかな~♪
坂下門へ戻り、中の建物の見学をしました。
色とりどりの彫刻が、細かいところまで丁寧に施されて、
とても見ごたえのあるものでした。
天井や屋根の上まで龍がたくさんいました。
建物の見学を終えると、陽明門の横にある
神輿舎(しんよしゃ)を見ました。
左から
源頼朝・徳川家康・豊臣秀吉の神輿が並びます。
春秋渡御祭(5月18日、10月17日)に使われるのだそうです。
豊臣家を滅ぼした家康の隣に、何故秀吉の神輿があるかというと、
秀吉は家康の主君だったため、家康(江戸時代の徳川幕府)を
鎮めるために、明治政府が置いたということです。
明治政府は家康にとっては「敵」ですからね。
家康の築いた江戸時代を終焉させた明治政府は、
家康の怒りを恐れていたんだと思います。
天井には、楽器を奏しながら天を舞う
美しい3人の天女が大きく描かれていました。
本地堂へ行くときに、徳川家の葵の御紋が逆になっている
世界遺産の回転灯籠を見ました。
ほら・・・葵の御紋が逆でしょ??
これは、オランダが作ったもので、
単純にミスで葵の御紋を逆さまに作ってしまったと言われています。
帰りに
本地堂で鳴龍体験をしてきました。
天井には狩野派が描いた8mの龍があり、
その下で手を打つと鳴き龍現象が起こります。
ちょうど龍の頭の真下で拍子木を打つと、
エコーがかった音が響き渡り、
龍の鳴声のように聞こえる仕組みになっているのです。
ここでは、鈴のお守りを3つ買いました。
ピンクは私と娘ので、ブルーはダンナの。
この鈴、どこも穴が開いてないのに、キレイな音がするんです。
龍が至るところにあるので、パワースポットや
風水好きにはたまらない場所ですね。
こうして記事を書いている間も、また行きたくなりました。
不思議なパワーがありそうなのもそうだけど、
あの場所自体がとても私は好きになりました。
建物の細工や装飾も、もっともっとじっくり見たいし、
是非近いうちにまた行けたらいいな・・と思っています。
~おまけ~
ホテルへチェックインしに向かっている途中、
山から野鹿の親子が草を食べに来ているのを発見!([+]Д・)!!
す・・すご~い!!
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